オブラル-L(ovrall)

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オブラル-Lは、アメリカのワイス社(現ファイザー社)が開発した経口の低容量ピル(避妊薬)です。

有効成分は、レボレルゲストレル0.15mgとエチニルエストラジオール0.03mgの2種類で、これは日本で一般的な避妊薬であるトリキュラーやアンジュと同じ主成分です。
卵巣の排卵を抑制する効果があり、正しく服用した場合の避妊成功率は99%以上です。

避妊以外にも、生理痛や生理前症候群(イライラや不安感など)の緩和や、生理不順の改善、卵巣ガンや子宮内膜ガンの予防などに効果があります。

オブラル-Lの効果

飲み忘れをせず、毎日同じ時間に服用し続ければ、その避妊成功率は99.9%以上とされている、最も効果的な避妊方法です。

オブラル-Lを月経初日から服用した場合は1日目から、それ以外の日からオブラル-Lを服用した場合は8日目以降から避妊効果を得られます。

また、オブラル-Lを服用することで、生理痛の緩和、生理前症候群(PMS)の緩和、生理不順の解消などの効果もあります。
近年では避妊だけを目的とせず、生理痛や、生理不順、また生理前症候群(PMS)に悩む女性が服用する場合も多くなっています。

さらにオブラル-Lを服用することで、ホルモンバランスが整えられるため、肌荒れ、ニキビなどがなくなり肌がきれいになった、という人も多くいるようです。

オブラル-Lを含め、ピルは服用することによって、一時的に排卵を停止させます。
排卵が一時的に停止されると、卵巣の休止期間ができるため、子宮体がん、卵巣がん、子宮内膜症といった女性特有の病気の発症率も下がるとされています。

オブラル-Lの服用方法

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妊娠していない女性であればいつでも服用を開始できますが、基本的には月経初日に服用を開始します。
毎日同じ時間帯に1錠ずつ服用します。
1シート分である21錠を、21日間服用し続け、シートの錠剤をのみきったら7日間は服用を休みます。
この7日間の間に疑似的な生理がくるので、7日間休んだらまた飲み始めます。

オブラル-Lを服用するタイミングは、基本的に毎日同じ時間が好ましいとされています。

もし服用を忘れてしまった場合の対処法として、1錠飲み忘れたときは気付いたときに服用し、また次の服用時間になったら通常通りオブラル-Lを服用します。
その場合、避妊効果は低くなっていますので、2週間程度はコンドームなどほかの避妊方法と併用するようにしてください。

2錠以上飲み忘れた場合、もう避妊効果はありませんので、一旦ピルの服用を中止してください。数日以内に出血が始まりますので、出血3日目から新しいシートを開始します。

オブラル-Lの副作用

体が慣れるまで、吐き気、だるさ、頭痛を感じる場合があります。いわゆる「つわり」の軽いものです。
これらは一時的なもので、大抵は1-2週間、最長で10週間以内に落ち着きます。
乳房の張りは、3-6ヶ月続くことがあります。 副作用を感じる割合は少数です。
一旦ホルモンが安定すれば、不快な症状は消えてしまう場合がほとんどです。

10週間経っても副作用が強いと感じる場合は、薬剤が合っていない場合があるので、他の成分のピルに変更するなど対処をしていきましょう。

また、オブラル-Lなどのピルを服用するとよく聞かれる副作用として「太る」というものがあります。
研究の結果、ピルの服用によって、太ることへの直接的な関係性はみられませんでした。
しかし、オブラル-Lをはじめとするピルは、服用することで疑似的に妊娠している状態にすることで避妊効果を得ています。
妊娠中の妊婦さんはお腹の胎児に栄養を送るため、食欲が増加します。これが、ピルの服用中にも起こってしまうのです。
ただ、食欲が増加するだけなので、自分できちんと自制をしていれば、「太ってしまう」ということもありません。

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